男は知らない、まんげの話。

みなさん、お久しぶりです。草ぴょんです。

 

ブログのタイトルがあまりにもストレートすぎて、

中学生男子の欲望ブログのようになっているのですが、

 

・【男性必読】女の子脱毛事情

・医療脱毛のメリット10選!

 

なんて生温いタイトルでは、今読んでいるキモオタのお前たちがブログを開くことは一生無いと思ったので、まんげにしました。だって、本当に読んでほしいのはお前らキモオタだから><!!

 

このブログを書こうと思った経緯として、

男の子に「まんげの脱毛をした。」というと ・・・

 

 

「今はいいけど、40代のパイパンはキツイっしょww」

「将来親になったとき母親がパイパンて…wねえww」

 

 

とまあ、キモオタが脱毛について知識ありますよ?顔でまんげ脱毛批判をしてくるのが限界だったからです。では、何が限界だったかについて見ていきましょう。

 

 

顔。以上。

 

 

まず、脱毛したと聞いて安易にパイパンを想像してはいけないということ。まんげの脱毛とは3パーツに分類されている。これが良く耳にする「VIO」である。ヴィオではなくブイ・アイ・オーです。

 

V…デビュー作AVで直立した女優が恥ずかしそうに隠す範囲がV。

I…M字開脚した女が恥ずかしそうに隠す範囲がI。

O…アナル。

 

完全に私調べだが、脱毛したての女はVのみ(Vラインは無料になりがち。もちろん他の有料パーツである足とか腕とセットじゃないと無料で契約はできない。)の印象。段階を踏むごとに、初対面の女へまんげを見せる事への抵抗や恥は無くなり、IないしOへレベルを上げていく。

 

 

そして、いよいよ本題。

 

 

脱毛といっても大きく2種類あり、一つ目はエステ脱毛、二つ目は医療脱毛だ。前者は何度もサロンに通う必要があるものの、医療脱毛に比べ料金は安い。後者はその逆で高いが、通う回数は圧倒的に少なくてすむ。エステ脱毛は安い!と書いたが、学生がバイトをしながら捻出するにはやや厳しく、電車内の広告で「女性の味方!」とか「夏は私を綺麗にする」なんて呑気なキャッチコピーで宣伝するより「何回契約かによるけど、大体10万前後は無くなる覚悟で来てw」がしっくりくるくらいだ。

 

 

 

そして、次にお伝えしたいのは1度照射したくらいでまんげは無くならないということ。(照射とは脱毛器を毛を無くしたい箇所にピッと当てる事です。)エステ脱毛は毛が徐々に細くなり、男性で例えるならば脛毛が眉毛くらいの柔らかさになり、最終的に産毛→生えてるけど見えないレベルになります。一方医療脱毛は、10割のうち2割の毛根へダイレクトアタック。火の玉ストレート。オーバーキル。小さな森が山火事にあった様な感じでチョンチョコとまんげがはえてきます。

 

 

 

 

 

ここからは愚痴になるのですが・・・

 

まんげを脱毛したと聞いたくらいで「将来~」とか語ってくるな!お前がどんな女と付き合ってきたか程度が知れるぞ。お前に私のまんげの行く末を案じてもらわなくても大丈夫なんだよ!!実際脱毛に行くと周りはかわいい女がワラワラいて、ジーパン姿の小太り腐女子やフリフリお姫様格好の池袋アニ○イトから飛び出してきそうなブスは一人もいねえんだよ。何が温泉に行ったとき~だよ。他人の女がパイパンであろうと女同士気にならねぇんだよ!むしろまんげをしっかり見ている方が気持ち悪いわ!もはやまんげを小さめの森みたいにしてる女の方が「なんかもっさりしてるな~」と、悪目立ちする時代がもうそこまで来てるんだよ!

 

あまり強い言葉を使うと、弱く見えるので辞めます。

 

  

 

 

 

では、女が言う「まんげ脱毛した」に対する解は何なのか。答えはこれだ。

 

 

「医療、エステ、どっちで契約して今何回目の照射が完了してるの?○○ちゃんはどのパーツを脱毛しているのかな?でも、この話をしてきたってことは脱毛したてってことで、Vだけとかなの?Vラインって言っても全面無くすパイパンのような脱毛もあれば、両サイドを削っただけのVライン小さくする脱毛もあるよね。どっちかなぁ(^_^)☆?あ、それとも、もしかしてエステから医療に切り替えたから嬉しくてこの話をしてくれたのかな?かわいいなあ~。VIOの照射って最初は知らない女性に全てを曝け出す感じで恥ずかしいけど、慣れてくると「早く終わらないかな」って気持ちになるってネットで見たことあるな。ごめん、俺が一方的に話してたね。それで、どのパーツの脱毛をしてるのかな?教えて??」です。

 

 

それでは、モテないくせに脱毛の知識だけは人一倍ついた生粋のキモオタであるお前らに幸あれ。またね~(^_-)-☆

めっちゃ関西やんけ!~前篇~

やっと風邪も治まってきて、そろそろブログを書かないと関西へ行った記憶すら無くなってしまう気がしたので慌てて書いてます。

 

タイトルの通り関西へ行ってきました。(※本来の目的はオフ会でも、オフパコでもありません。面接です。)

 

青春18きっぷも買ったし、関西へ行く準備は万端!」と胸を弾ませウキウキしていたら就寝4時、起床16時。そもそも支度すらしていなかった私は「何の準備が万端だったんだ…」とキャリーバックにスーツを放り込み、身長を倍以上にした夕日影の足の長さにうっとりしながら家を出た。旅行初日、新宿駅を上品な装備でキメて歩いていると一度だけオフ会をしたことがある女ツイッタラーに片特定され「中途半端な荷物転がしてる草ぴょん見たよw」と言われ「(なんだコイツ、中途半端なリプしてきやがって。私の荷物かよ。)」と。2015ツイッタラーから始まる幸先のよい旅が幕を開けた。

 

新幹線に乗り込み、中学の修学旅行で関西へ行く時も馬鹿の一つ覚えのように聴いていた『大阪LOVER』をこれまた2時間ずーっと聴いて「まずい、馬鹿になってきた…焼身自殺しそう…」という所で初日に待ち合わせていた人へ連絡を入れた。

 

私「最終に間に合ったよ0時ちょい前にそっちに着くよ」

相手「は?21時に着くんじゃなかったの?!」

私「メール短すぎたかな、私もそっけないけど」

相手「ドリカムかよ。分かりづらい。」

 私「ん~大阪の空気うんめぇ~」

相手「これだからカッペはなぁ…」

 

などと言っていた相手ですが、実際に待ち合わせた時「新大阪なんてそんなに来ないからな~」と待ち合わせに手こずり15分爆使い。怒りながら「これだからカッペは困る!」と吐き捨て、たっぷりウンチタイムに時間を裂き、15分押しの待ち合わせで10分はウンチ押しという最強を捻り出した。

 

ラーメンを食べたいというリクエストを一週間前からしていたのに、前日ラーメン食べて吐いたから無理の一言で一蹴され「天満駅近くにある日本一長い商店街へ行けば何かある!」ということで、行ってみると日本一長いシャッター街が続いていた。「なにこれ」「わからん…」「本当にココなの?」「こんなんが一生続いた商店街とかしんど過ぎるでしょw」プリウスで乗り付けてこの商店街メチャメチャにしてやろうか!という憤りを相手にキャリーバックコロコロさせることで抑え、電マ駅のスラム街を江戸っ子顔で闊歩した。少し歩いただけでもカラオケ、パチンコ、チェーン店ばかりだったので500円で1時間飲み放題の妥協に妥協を重ねた居酒屋に入店。力強い江戸っ子らしくピーチフィズを注文し、相手のビールと乾杯。キムチを頼んだ相手が胸をさすりながら「やべやべ、オモニの血が騒いでしまったw」と笑顔で話しかけてきたので、無邪気な顔で無視した。大学生特有の飲み比べがスタートした頃から記憶が曖昧になり、店を出る頃にはどちらが会計したのか覚えてない…という事は絶対に起こらない程お金に細かい関西人としっかり割り勘をし退店。

 

「ありがとうございました、おおきに~」

 

「おおきに~」の部分で「ハッ、ここは関西か…!」と再認識し、天満からほど近い?(酔ってたので、どれくらい歩いたのか全く覚えていない) 大阪城を目指しズイズイ出陣した。すっかり気分は豊臣秀吉の私へ大阪城が見えてきた辺りで「あれが大阪城だよ」と半ば強引な「(もう見えたんだし帰ろうよ…)」を背中に受け、私自身もこんなに歩いたのに小高い山の上にある誰かの実家のようなソレに滾っていた気持ちを殺がれ、豊臣秀吉の鎧をお堀へ脱ぎ捨て、近くのベンチへ腰を下ろしチューハイで再度乾杯。池で服をビシャビシャに濡らしながら二人でグルグル走りまわったり、地べたへ寝転がったりと、社会人になった途端自制心から出来なくなりそうな事を沢山して、大学生最後の夏に最高の思い出を刻んだ。ただ池に入って服を生臭くするという東京でも出来るような思い出を。翌日目覚めた時、擦り傷や痣が体の彼方此方に出来ているのを発見し、「何コレ?!!アイツ徳川家康だったのか…?」と混乱しつつ、いやいや酔っていてもしっかり豊臣秀吉に額ずいたのだろうと納得させ、自分の出来の良さにニチャァ…と笑みを浮かべながら面接へ向かった。

 

出来が悪すぎて面接はサイレントお祈りされました。

相席居酒屋に行ってきた~後篇~

筆が立ちすぎてみんなから「面白い!」「好き!」「脇臭くない?」などと言われるのでブログ書きます。(本当は新宿であった予定が案の定21時に終わり、暇だし誰か誘おう!と意気込んだものの、社会人・多浪・無職と順番に断られブログしか書くことないな~と思ったことが原動力である。非力なおまんよに目頭が熱くなるね。)

 

相席居酒屋の後篇です!

 

気持ちだけはアイドルマスターミリオンライブ!箱崎せりかになっていた私は考えた「相席居酒屋って人変わったりしないわけ?」私の事前調査では相手が変わるはずであった。いつになったら目の前の地蔵がチェンジしてくるか不安で迂闊に言葉を発することができない程の緊張感に顔をしかめていた。男性は30分食べ飲み放題で1500円。10分延長で+500円という料金体系だった。(週末は値上がりする)つまり、相手の金が底をつき退店したら男性が変わるシステムのようで、女性は「タダで飲み食いできるかわりに、どんな男性が来ても相手が帰るまではその人と飲んでね~」というスタンスらしい。憤った。地蔵のくせに店内をうろつく彼は多動症か何かなのだろうかと不安に駆られ、烏滸がましいながら「お金払ってないし、この地蔵は私のお願い事は叶えてくれないだろう…」とチェンジのない相席居酒屋を恨んだ。

 

しかし、実際恨んでいたのは地蔵だろう。ピルケっちとイケメンは比較的盛り上がっていたが、私はここまで尿道を引き締めることしかしていない。実質2:1の合コンが行われているといっても過言ではない。私はというと、オーディエンスのような、ディフェンスのような、誰も攻めてこないゴールを一生懸命守る痛い勘違い女にレベルアップしていた。そんな地蔵に私は心底同情したし、机の下でこっそりtwitterをしている後ろめたさも感じていた。

 

「そろそろ店移すか。」

 

その言葉に化学反応を起こし、リトマス紙が青色から赤色に変化する程度の賛成を示した。しかし、事件は起こった。店を出るなり地蔵が「ごめん。先輩から急に連絡が入って~云々」とワカメちゃんのパンツくらい見え見えな嘘を垂れてきたので、さすがに我慢していた尿も地面を濡らしていた。アメージング。ならばお前らだけで店をでろハゲ!と心の中で煮えたぎる怒りの感情をじっくりコトコト煮込みながらキリストのような顔で「あ、はい。また今度遊びましょうね。」と、涅槃を心の中で感じながら別れを告げた。

 

結果:不細工はどこへ行っても相手にされない

 

さすがに退店したばかりの店へもう一度入り直す勇気はなく、新宿へ移動することにした。(最初はメスゴリラのテーマパークのような相席居酒屋でしたが、出るころには隅田川花火大会を楽しんだものの、女から相手にされず泣きながら下北沢まで流れ込んだ落武者のような男性がわらわらと女のいないテーブルで杯を乾かしていた。休日だったが、下北沢は満席になることは少ないのかな~というのが感想です。)新宿へ移動したものの、歌舞伎町も東南口付近も満席で1時間ほど猶予が与えられた。メスゴリラモードになるにしても、いつ着信で呼び出されるかわからないので一先ずパチンコ店へ駆け込み化粧を直し、再び夜の新宿へと繰り出した。キャッチのお兄さんと話し込み「(は~…これが女子大生らしさなら私はtwitterで『まんこ!了解w』と何の脈絡も無く下ネタを連投している方が幸せなのかもしれない。)」と考えていたら着信音が鳴った。場所は東南口のロッテリア近くの相席居酒屋だ。

 

「また不細工が災いし、相手に逃げられたらどうしよう…」と考えメス顔モードにピリッと色気のスパイスを足しつつ完全に発情期のメスゴリラ顔で店員に案内されるまま席についた。数分遅れで二人組の男がやってきて店員の掛け声のもと「相席居酒屋にカンパーイ☆」と、恥ずかしいコールで乾杯し、飲み会スタート。私の心配はただの杞憂で終わった。なぜなら相手は二人とも私の二つ下で一緒に行ったピルケっちに年齢を合わせられたからだ。自分が求めていた人と当たる蓋然性の乏しさを呪いながら日常生活の方がまだ良い出会いがあるのでは…と相席居酒屋のコンセプトに泥を塗りながら豚のように食べ物を口に詰め込んでいた。下北沢は注文制だが、我々が訪れた新宿の店はビュッフェだったので勿論好きなものを好きなだけ皿へ盛れる。「男もこれくらい好きなだけ選べたらいいな~」と邪な感情を口いっぱいに詰め込んだ揚げ物で押さえつけ、会話へ参加した。

 

オレンジレンジのヤマトと、江戸川乱歩がかけている眼鏡をつけたウェイ落ち男子だった。ただ江戸川は口が達者だったのでずんずん話を進めてくれ、ヤマトは控えめだが話はしっかり聞いている感じだった。ここまで来ると「ピルケっちが楽しんでくれたらなんでもいいや~」と思い、トイレでtwitterをする始末。社会に適合が云々の前に年下男子はどうも子供に見えてダメなのに加えて、相手の語彙力の無さに驚愕し、合わせていたら「ちんぽ!w」しか言えないロボットになっていた。冗談はさておき、トイレから戻ると既にピルケっちは2人とlineを交換していた。ここで4人差…あゝなんて私は品のある女性なんだ。このクソ阿婆擦れ女(本人が前篇を読んで面白く書いてくれるならどんな文章でもいいよと言ってくれたので…何より彼女”怒り”の感情が欠落しているのでおそらく怒らない)は何処まで底辺を追求したら気が済むのかしら…と考えながらコサックダンスを踊っていると「カラオケ行こうよ」の決まり文句。「勘弁してくれ。確かに小学生の時オレンジレンジロコローションはCDを購入する程好きだったが、今じゃそこまで好きじゃないんだ。聞いたのが2,3回なのは悪いと思っているが、4回目は今ではない。」心の中で謝罪していると、ピルケっちが明日どうしても外せない用事があるとのことで何度も誘われたが店を後にした。私の心中謝罪は何だったんだ。

 

結果:人によっては不細工に見えない時もある

 

IQが3くらいになって「ちんぽ」という言葉すら話せない幼児退行しきった私はピルケっちと逢瀬の別れのようなさよならを交わし、電車に乗り込んだ。こういう時に限ってお話ししたい人から電話がかかってきたり、lineが飛んでくるのに、構って欲しい時って本当に誰からも相手にされないんだよな。今日みたいな。許せない。許せない。許せない。許せない。クソクソクソ。電車の中だったが周りに誰もいないし、何よりお話したかった私は電話に出た。一言二言かわし通話を切った後、遊べそうな人に連絡を取った。踵を返し目的地を変更した。

 

『昼は明りで照らされることしかないが、夜の暗闇は我々に密着してくれる。』

 

浪人生の時、評論を読んでいて妙に納得した一文。誰の文章か忘れたが鷲田清一辺りを読み漁ったらあっさり見つけられそう。 それはさて置き、密着してくる夜の暗さが私は大好きなので、もう一つ大好きな公園での待ち合わせで胸が躍って、気が付くとコサックダンスを踊っていた。夜の公園は本当に最高で、子供のわさわさ音も大学生の盛り上がり声も犬の鳴き声もない。唯一嫌なのは浮浪者がわいてくることと、虫。星が出ていないのが残念だったがそこに居るだけでとっても楽しかった。よかったら夜の公園でまったりしてみて下さい。相席居酒屋より最高です!ぜひ行ってみて下さい!

 

おわり!

相席居酒屋に行ってきた~前篇~

タイトル通り相席居酒屋へ行ってきました。

 

一緒に行った女の子は、ピルケースにピル以外の薬を入れて持ち歩いていたので以下ピルケと表記します。

 

いいネタになるし行くしかない!と気合を入れて支度していたらお互いに「ごめん、待ち合わせ時間一時間遅らせて(脇汗)」と、合計2時間も予定時間を押して喫茶店で茶をシバくことなく相席居酒屋へピットイン!

 

「サブカル男子に会いた~い(お願いランキング風)」

 

ということで、下北沢へ行ってきました。私の想像ではきっと男の子たちが既にわらわら居て「ほぇえ><怖いにゃ~。ゲスの極み乙女最高にゃ~。」なんて言っときゃ「あ、この子バンド好きなんだな」という展開から「そうなの…私以外私じゃないの…」と神妙な面持ちで相手の目を見たら恋が始まるんだろうと予想していたので、男0の閑散とした店内を目にした時は脇汗で服を湿らせることしか出来なかった。いつから居たかわからない女達と目で「はん。私の方が可愛いわっ」と気高き血統書付のペルシャ猫を彷彿とさせるメスゴリラ同士威嚇を交わしながらピリッとした空気感の中店内の奥へ。

 

1時間程して、ピルケちゃんと「酒うまいし飯もタダだし女でよかったね~」など、女として生まれた才能を発揮したわけでもないのに、共に戦い抜いた戦友のようなやりきった感を身に纏い「そろそろ帰りますか~。」と、本来の目的を忘れた我々へ店員が「相席になるので準備お願いします。」の一言。大慌てでメスゴリラモードから、メス顔モードへ変更し、「大丈夫?可愛い?」と、先ほどまで戦友などと抜かしていたのが嘘のように寝返り敵同士になっていた。

 

相手の男性は帽子を被ったお地蔵さんと、特徴のないイケメンだった。ともに24らしいが、お地蔵さんは社会人・特徴のないイケメンは院生とのこと。初対面の人間とお話しすることを苦手として生きてきた私だが、お地蔵さんにはお祈りを捧げるような気持ちで話す…というより語りかけていたら意外といつも通り話せた。しかし、私は思った

 

「ゼンッッゼンサブカル男子じゃねぇ!!!!」

 

気づいた時にはもう遅く、目の前にはお地蔵さんとイケメン。ピルケっちは楽しそうにトークを繰り広げていたが、私はというと終始「(キャスターってウィンストンに名前変わったんだな…既存のウィンストンを吸ってる人は何て頼むんだろうな…)」と、大学のトイレで一人考えられるような事を考えていた。なぜ隅田川花火大会の日に相席居酒屋で知らない男と酒を飲んでいるんだと激しい虚無感に苛まれながら目の前に並ぶ食べかけの食べ物を口へ運ぶ機械と化していた私は気が付くとトイレへ足を運んでいた。ただいま、マイホーム。心の中で呟きかけた時、順番待ちをしていたお地蔵さんが目に入り手を合わせかけたが「あ、トイレだったんですね。飲み物取りに行ったかと思いました。」ビジネス下位定型文の様な白々しいテンプレのやり取りを交わし、お互いに順番を待った。お地蔵さんは相席居酒屋へ来る前に磯○水産でお酒を飲んでいたことを話してくれ、私には理解不能な家庭科の調理実習で使うようなジーパン生地のエプロンを腰に巻いていたのでコレのせいで店員と間違えられたなんて話をしていたが、やはりファッションに理解力が無い私は「お地蔵さんなら赤のまいかけをしなさいよ」と思いながら空いたトイレへ入った。

 

ここまでで既に1時間半ほど経過していた。

 

ピルケっちはとっても素直な言葉の裏側を読み取れないの感情が欠落した良い子なので(本人も見ているのでこれは褒めてます)相手を気遣い時間が大丈夫なのか聞いていた。イケメンと仲良さげに話すピルケっち。この時点でlineを交換していて「あ、あ、あ、あ、あ」と机の下でtwitterのTLを追っていた私はあっという間に差を付けられていた。(結局この後4人差を付けられるが後編で)

 

しかし、私はここへ来る前にTHE IDOL M@STERで鼓膜を揺らし、気分は箱崎せりか…おかしい。ここで現実世界へ呼び戻され、メスゴリラだったことを思い出す。思わず失禁しかけたが、さきほどトイレへ行ったばかり、加えてお地蔵さんにも「おしっこを漏らしませんように」と、まるで幼女がするような可愛らしいお願いをしたばかり。ここで漏らすわけにはいかないとキュッと尿道を狭めた。でも、まだ、へこたれない。孤独に負けたくない。乙女を舐めちゃいかん。何かが掴めたかも!!!!line画面の確認、変わらない二桁の登録人数。私を抜かして盛り上がるグループチャット。そっと、閉じた。私の伝説はまだ始まりもしていなかったようだ。

 

後半へつづく…

一発ぶっかけてみるか!

はてなブログってなんだよ!」

これが素直な感想だ。

 

現代に生きる化石なので、PCがブルースクリーンになって色々いじった末、助けてもらった人から「あ、これもう無理。初期化しな。」と助言されても初期化しない程強い意志がある私が鼻くそを食べながら「ん~今日もtwitterたのちいな~」なんて思っていたら「草ぴょんブログやれば」と言われ、化石と言われ続けた私も重い腰を上げた。

 

昔、某ブログで浪人時代に"1位"を獲得した私としても、黙っちゃいれない。ヒートテックを着込みながら「一肌脱ぎますか~」と思い立ち上げたのが、これ。 

 

一発目の記事で言葉のシャワーをぶっかけてやっか~と意気込んだものの、一浪F欄無内定という現実の前ではやる気さえ無力。よっしゃ!3分で手に入る幸せこと、カップラーメンでもくってきましょう。

 

では。